Aleyrodes sorini Takahashi, 1958
ソウリンコナジラミ
本種は
宗林正人氏が1955年9月25日に大阪の金剛山で発見した個体を元に記載されました。
原記載には「背面中央部、頭部から第5腹節の間が細く暗色がかる」[tak1958]
と記載されていますが、
Aleyrodes属の仲間の多くは同じような特徴を持ち、
季節により変わるので(晩秋の個体は暗色部が広くなる)、
注意が必要です。
Fig. 1-1 Outline [tak1958]
白、幅広い楕円形、長さ1.2~1.3mm 幅0.9~1.0mm[tak1958]。
背面中央部、頭部から第5腹節の間が細く暗色がかる[tak1958]
(点描で示された部分が暗色部と思います)。
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Fig. 1-2 Vasiform orifice [tak1958]
管状孔の底辺が直線的。
管状孔の底辺中央部に突起は無い。
管状孔の左右の境界には歯状構造は見られない。
舌は管状孔の底辺に達する。
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A. proletella タマナコナジラミとは、
管状孔の底辺が直線的なことで区別できそうです。
ヤクシソウの不明種がややアヤシイのですが、
微妙に違うので別種かもしれません。
Scientific synonyms
なし
Distribution
Host plants
Asteraceae キク科 |
A plant of compositae (Sonchus sp. ?) ノゲシの一種? [tak1958] |
Similar Species
多数
Bibliography
-
Evans, G. A. (2008)
The whiteflies (Hemiptera, Aleyrodidae) of the World.
PDF
— p. 212.
-
Miyatake, Y. (1980)
A list of the whiteflies of Japan with their host plant and distribution data
(Homoptera: Aleyrodidae)
[In Japanese].
Rostria, 32, 291-330.
CiNii
宮武頼夫『日本産コナジラミ類総目録』
— p. 306.
-
Takahashi, R. (1958)
Aleyrodes, Tuberaleyrodes and Dialeurodes from Japan.
Mushi, 31, 63–68.
CiNii
— pp. 63-64.