よくわかてませんが、 Bemisia tabaci complex と呼ばれ、 複数種の集まりらしいです。 外見で区別するのは困難とか…。 もう少しわかったら書き直したいと思います。
タバココナジラミは、 オンシツコナジラミと並び、悪名高き農業害虫とされているようです。 以下、文献等を参照して簡単にまとめてみました。 最初に発見されたのは1800年代後半にアメリカで、 発見当初はそれほど被害はありませんでした。 1980年頃、突然タバココナラミ バイオタイプBというのが出現し、 世界中に広まって悪さをするようになりました。 こいつは、植物の病原ウィルスを媒介し、農薬耐性高く、 いろいろな農作物で、問題を起こすようです。 日本でも問題になっています。 バイオタイプBは一時期シルバーリーフコナジラミという 独立した種とされたことがあったのですが、 反対する研究者が多くて、 元のようにタバココナジラミのバイオタイプBと呼ばれているようです。 バイオタイプBの他にもQとか、40以上(?)あるようです。 バイオタイプというのはよくわかりません。 自然(?)交雑はしないようなのですが、 安定した種ではないのかもしれません。 非常に変異しやすく、 いろいろな環境に適応していっているのかもしれませんね。 なお、この写真集ではバイオタイプまでは区別してません。
どうみても、農薬と物流によって、 生み出された生物のような気がします。 いつか人類は、 自らの手で生み出した生物によって滅ぼされるような気がしてなりません。
トゲがあるのと無いのがあるようです。
写真はそらさんからのいただきもので、 PaDILの生態写真と良く似ているので、 これにしておきます。
Photo © そら
2012年11月11日、神奈川県港南区、Cayratia japonica ヤブガラシ
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Photo © そら
同じ個体
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標本写真。 よくわかりませんが、とりあえずここに置いておきます。
長い刺毛が出てますが、 環境によって変わるようで、 毛深い葉っぱについた場合に出るようです。
loc: Japan 山梨県北杜市(たかねふれあい公園)
map.
alt:700m.
date: 18-VII-2013.
host: ? ?オオデマリ.
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loc: Japan 山梨県北杜市(たかねふれあい公園)
map.
alt:700m.
date: 18-VII-2013.
host: ? ?オオデマリ.
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たくさん
世界中のやや暖かい地方
極めて多食性で、250種以上記録が有るそうです。 以下はMiyatake1980からもってきましたが、 少しいじってます。
Asteraceae キク科 | Sonchus oleraceus ノゲシ |
Aster indicus ヨメナの仲間 | |
Artemisia vulgaris ヨモギの仲間 | |
Solidago virgaurea アキノキリンソウ | |
Carpesium abrotanoides ヤブタバコ | |
Caprifoliaceae スイカズラ科 | Lonicera japonica スイカズラ |
SOLANACEAE ナス科 | Solanum melongena ナス |
Nicotiana tabacum タバコ | |
Lamiaceae シソ科 | Ajuga decumbens キランソウ |
Verbenaceae クマツヅラ科 | Callicarpa sp. ムラサキシキブの一種 |
Clerodendrum trichotomum クサギ | |
Convolvulaceae ヒルガオ科 | Ipomoea batatas サツマイモ |
Malvaceae アオイ科 | Hibiscus rosa-sinensis ハイビスカスの仲間 |
Gossypium arboreum ワタ | |
Tiliaceae シナノキ科 | Corchoropsis crenata カラスノゴマ |
Fabaceae マメ科 | Glycine max ダイズ |
Brassicaceae アブラナ科 | Brassica oleracea キャベツ |
Menispermaceae ツヅラフジ科 | Stephania japonica ハスノハカズラ |
Amaranthaceae ヒユ科 | Achyranthes bidentata イノコズチ |
Amaranthus spinosus ハリビユ | |
Amaranthus tricolor ヒユ | |
Polygonaceae タデ科 | Persicaria longiseta イヌタデ |
Persicaria thunbergii ミゾソバ |